ウェルビーイング雑感:ポジティブとネガティブの両方を受け入れる

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「ハピネス」や「ウェルビーイング」を耳にすることが増えてきました。私たちはネガティブバイアスによって物事の悪い面を強調してしまうくせがあります。一方で物事のポジティブな面だけを捉えて、ネガティブな側面…

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「私たちの仲間」と「そうでない人」:有害なグループ化を克服する方法

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私たちは、他の人たちを「自分たちの仲間」と「そうでない人」に分けようとします。大昔であれば有効だったグループ化ですが、現代では有害な場合も多いです。今回はグループ化の無意識と意識的な作用と、有害なグル…

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会社のパーパスと個人のパーパス:「仕事ではなく世界を変えよう」発刊記念

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私が翻訳を担当した「仕事ではなく世界を変えよう ~「パーパスの神話」に騙されないために 」の発刊を記念して「会社のパーパス」とは異なる「個人のパーパス」について紹介します。会社のパーパスが「社会におけ…

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ゴール設定の落とし穴。ゴールを設定するメリットとデメリット

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個人でも仕事でも何かしようとする時に私たちはゴール(目標)を立てます。ゴールは私たちに方向性を示し、意識をフォーカスさせますが、落とし穴もあります。①ゴールの先にあるべき「なぜ?」が明確でない、②ゴー…

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外発的動機と内発的動機 - 自己の価値観と目的に向き合い、内発的動機に導かれる

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人が長期的なモチベーションやパフォーマンスを上げるためには、内発的動機が必要です。報酬などの外発的動機は最低限の動機付けにしかならず、また短期的な効果しかありません。内発的動機に導かれるためには、自分…

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変革の書籍紹介:「社会変革(social change)のシステムワーク」

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社会変革のアプローチは、従来型産業モデルがベースの「解決策発見型」が多いですが、改善するどころか問題を悪化させることもあります。「社会変革のシステムワーク」が提示するのは「解決策」ではなく「変化のプロ…

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変革の書籍紹介「謙虚なコンサルティング」:今後求められるコンサルタントとは?

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社会や組織の問題はマニュアルやツールで解決できるものではなくなってきました。従来型の「診断型・問題解決型コンサルティング」は機能しなくなってきています。問題が複雑になるにつれて必要になるのは、好奇心、…

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ギャングからイノベーターへ:アセットベースのコミュニティ改革

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南アフリカ、ケープタウンの若者たちは、貧困、失業、犯罪、薬物の負のスパイラルから抜け出せずにいました。しかし、テクノロジーが彼らを変え、彼ら自身がコミュニティを変え、システムを変え、社会を変え、そして…

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なぜ人はいつも問題を他人のせいにするか?「Blame Game」から抜け出そう!

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何か間違ったことや、都合が悪いことが起きた時、私たちは誰か他人のせいにします。なぜ他人のせいにするかというと、それがとても簡単で楽だからです。他人のせいにすることで、問題の責任をその人に負わせ、自分自…

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難しい会話 Difficult Conversations:建設的な対話へのちょっとしたコツ

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難しい会話を建設的な対話に変えるコツを紹介します。「わたしメッセージ(I-message)」や「はい、そして(Yes, and)」メッセージを使う、そして、相手への興味、理解、貢献、信頼を前提とする真…

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難しい会話 Difficult Conversations:学びに変える方法と、難しくなる前に対処する方法

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顧客や上司に反対意見をする、情報を共有しない同僚を注意する、ルールを守らない部下の仕事を変える、、、難しい会話は状況を変えて私たちをチャレンジします。ポイントは2つです。相手を知り相手から学ぼうとする…

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カフェでおしゃべりを深化させるように問題を解決しよう:ワールド・カフェ

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カフェには、時間の流れを少しゆっくりにするような、落ち着いて話ができる雰囲気がありますね。そのカフェの雰囲気を会議などに利用して、参加者をリラックスさせ、対話を促す仕組みがワールド・カフェです。 はじ…

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リベレイティング・ストラクチャーで会議や打合を楽しくする

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会議、委員会、プレゼン、報告会、ブレインストーミング、オープンディスカッション、、、従来からのスタイルのミーティングの多くは、本来あるべき目的を達成していません。形式的すぎて自由がないか、緩すぎてまと…

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変革の書籍紹介:In order to live:生きるための選択 – 13歳で脱北した少女

  • 投稿カテゴリー:社会が変わる
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今回はちょっと普段の内容とはトーンを変えて。。。北朝鮮を脱出し人生を変えた少女の話です。 著者パク・ヨンミは、2021年現在まだ27才です。にも関わらず、北朝鮮の体制下での厳しい生活、そして脱北してか…

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書籍紹介「仕事ではなく世界を変えよう:パーパスの神話(Purpose Myth)」

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会社の存続と成長にパーパス(目的・存在意義)が必要なように、あなたも、長期的に充実し満足できる人生を送るためには、会社に頼りっきりになるのでなく、あなたの目的と存在意義を見つける必要があります。あなた…

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変革に必要なファーストフォロワー:グダグダ会議はフォロワーと仕込みで変えて行く

  • 投稿カテゴリー:組織が変わる
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変革にはリーダーと共にフォロワーも必要です。フォロワーは、ちょっと変わり者な変革のリーダーを支持しサポートしてくれる存在で、この1人か2人のフォロワーの存在が変革の成功の命運を分けます。フォロワーには…

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変革の書籍紹介:「How to Change 変化の仕方:今いる所から行きたい所へ進む科学」

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●既に習慣化していることに、新しく習慣にしたいことを付け加える ●「毎日ランニングする」のように厳格化せず「週3回走る」から始める ●失敗した人を励ましたいなら、その人に、他の人を励ますようにお願いす…

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変革の書籍紹介:「Pig Wrestling ブタとの泥の格闘:問題を解決し変化をもたらす方法」

  • 投稿カテゴリー:人が変わる
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私たちの身の周りは問題山積です。しかし多くの場合、問題そのものを間違っていて、問題の取り組み方も間違っています。対処すべき(問題=ブタ)を間違え「ブタとの泥まみれの格闘」をしています。新しいフレームが…

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組織文化の変革その3:ネットフリックスのカルチャーデック

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10年に渡り、組織文化を徹底的に議論追求し築き上げてきたネットフリックス社は、「スタートアップが最初から取り組んだから実現できた企業文化なのでは?」という質問にこう答えています。「古い会社や大きい会社…

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変革に必要なリーダーとファーストフォロワー。イノベーター理論

  • 投稿カテゴリー:人が変わる
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変革にはリーダーが必要ですが、リーダーだけでも実現はしません。他の大勢に先駆けて、変革の取り組みを支持するファーストフォロワー(最初のフォロワー)が加わる事で、最初は突飛にも見える取り組みにも信憑性が…

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変革の書籍紹介:「The Five Dysfunctions of a Team:あなたのチームは機能していますか?」

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機能しないチームには5つの特徴があります。(1)信頼の欠如、(2)対立への恐れ、(3)コミットメントの欠如、(4)責任の欠如、(5)結果に焦点がない、の5つです。 ~ ~ ~ ~ ~ 前回「効果的に機…

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変革の書籍紹介:「カモメになったペンギン」~ ジョン・コッターの変革の8段階のプロセス

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「カモメになったペンギン(原題:Our Iceberg is Melting)」は、組織変革の代表的なモデルであるジョン・コッターの「変革の8段階のプロセス」を南極の氷山に住むペンギンたちの寓話を通し…

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変革の書籍紹介:インフルエンサー:行動変化を生み出す影響力

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核心的な行動を探し出しましょう。てこの原理で小さな力を大きな力に変えるように、ちょっとした行動で大きな変化をもたらす、問題・課題の核心をつく行動です。それは実は簡単に見つかったり、あまりにも当り前だっ…

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変革の書籍紹介:マインドセット(Mindset) 成長型と硬直型の2種類の人たち

  • 投稿カテゴリー:人が変わる
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書籍「マインドセット」は2つのタイプの人たちを紹介します。努力、学び、成長を続けられる「成長マインドセット(Growth Mindset)」を持つ人たちと、自分の欠点を認められず、改善できず、チャレン…

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変化・変革は、終わりで始まり、始まりで終わる

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変化・変革が始まると、元々あった「状態、物事、やり方」が終わりを告げます。変化・変革が終わりに近づくと、別の新しい「状態、物事、やり方」が始まります。変革は元の状態の終わりと新しい状態の始まりを繋げる…

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