インテグリティ:日本人と相容れない価値観をどうやって企業に浸透させるのか?
インテグリティとは、難しい判断が求められる局面や、自分が不利益を被るような場面で、正しい行動をとれるかどうかで真価を問われる資質です。一般的に「誠実」と日本語に訳されますが、ある点では「インテグリティ…
インテグリティとは、難しい判断が求められる局面や、自分が不利益を被るような場面で、正しい行動をとれるかどうかで真価を問われる資質です。一般的に「誠実」と日本語に訳されますが、ある点では「インテグリティ…
北欧の国々は幸福度で常に上位にランキングされます。一方、日本のランキングはあまり高くありません。意外に思われるかもしれませんが、実は日本と北欧の国々には多くの文化的な共通点があります。今回はその共通点…
多くのマイノリティの人たちが、変化や力を求めて声を上げています。その中には、実際に力を勝ち取ることに成功する人たちがいる一方で、力を握った途端、それまで貫いてきた価値観や理念を捨て、約束していたはずの…
「自己が主で、他は賓である。」夏目漱石の言葉です。自分の存在を尊重すると同時に、他人の存在を尊重することです。他人に流されない自分を確立する一方で、他人の考え方を認め、他人にもその人自身でいさせておく…
他人の高いパフォーマンスに接すると、私たちは勇気づけられて自分も頑張ろうと思うこともあれば、逆に、その人と比較して自信を失ってしまうこともあります。これには、その人と自分の関係性と、そのパフォーマンス…
人はよく自分と他人を比べます。私たちの思考の10%は、他人との比較で成り立っています。他人と比べて自分を評価したり、成長の目標にするなど前向きな比較をすることもありますが、自分より見劣りする人と比べて…
日本は集団主義の国と言われますが、本当にそうでしょうか?突き詰めて見てみると、個人主義と集団主義の悪い所を掛け合わせたような、同調主義、現状維持主義、グループ主義、事なかれ主義、世間体主義、自分主義、…
「出る杭は打たれる」と言われるように「逸脱者」はたとえそれが肯定的であっても、良く思われなかったりします。そこに変革の原石があるのにです。必要なのは「ポジティブな逸脱者」を無視したり抑え込むのではなく…
集団的無知、多元的無知(Pluralistic ignorance)は、集団によって共有されている無知のことで、「集団のメンバーの大多数が内心では否定しているが、他の大多数はそれを受け入れていると誤っ…
私たちは、他の人たちを「自分たちの仲間」と「そうでない人」に分けようとします。大昔であれば有効だったグループ化ですが、現代では有害な場合も多いです。今回はグループ化の無意識と意識的な作用と、有害なグル…
人には「失敗する事への恐怖」がありますが、なんと「成功する事への恐怖」もあります。それには①失敗を恐れるから成功へのチャレンジを恐れる、②成功がもたらす影響や副産物を恐れる、③成功そのものを恐れる、の…
変化は常態です。世界は変化するのが当り前で、それが止まることはなく、昨日と変わらない今日はありません。ただし変化の度合いは一定ではなく、捉え方も人それぞれです。変化が急で大きいと、私たちは不安になって…
グループシンクは、大多数と異なる意見を述べてグループから孤立したり除外される恐怖のため、例え不合理であっても、グループに同調するような意見や行動を取ることです。会社、学校、政府、行政、皆さんの周りのあ…