読むこと、書くこと、考えること ― 私たちが失いつつある習慣
印刷技術の発明で本の大量印刷が可能になったことで、18世紀頃から本を通じて知識が一般の人たちに広く普及しました。しかし、「本を読むこと」が知識の新たな時代を切り開いてから300年以上が経った今、私たち…
印刷技術の発明で本の大量印刷が可能になったことで、18世紀頃から本を通じて知識が一般の人たちに広く普及しました。しかし、「本を読むこと」が知識の新たな時代を切り開いてから300年以上が経った今、私たち…
技術やAIの進化によって、私たちはより多くのことができるようになっていると錯覚していますが、実際には、より多くの意味のないことに対処できるようになっているだけです。このような錯覚は、組織に機能的に存在…
私たちには何かを軽率に判断してしまったり、安易に決めつけてしまうことがありますね。その背景にあるスキーマ(認知の枠組み)、ヒューリスティック(思考の近道)、バイアス(判断の歪み)の違いと相互関係を整理…
認知のゆがみとは、現実を不正確に認識する、非合理的で偏った思考パターンです。物事を極端に捉えて正確でない解釈をするだけでなく、否定的に捉えて望ましくない結果を生み出します。元々、うつ病や不安症といった…
私たちは皆、人生を最大限に生きたいと願っています。しかし、目の前に妖精が現れ、魔法でそれを実現してくれることはありません。たとえ実用的な成果を生み出さなくても、結果にとらわれず、好奇心に導かれ、心惹か…
メタ認知とは、自分の思考プロセスを認識し、その背後にあるパターンを理解し、それをコントロールして、より良い思考につなげることです。しかし「メタ認知=俯瞰すること」「メタ認知=自己認識だけ」と誤解される…
私たちは、他人より自分が正しいと考えます。自己正当化は、最も危険な思考傾向です。罪悪感をもったり自己意識を弱めることなく残虐な行為さえ容認できてしまうからです。私たちはこの思考傾向から抜け出すだけでな…
私たちは毎日、議論に参加したり、他の人たちの議論を聞いたりしています。議論は「前提」と「結論」で構成されますが、相手の前提や論理の誤りを特に疑うことなく、知らず知らずのうちに相手の思うように導かれてし…