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	<title>聞くこと | あきと アウトプット</title>
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	<description>人と組織と社会の「変わる」をサポートします</description>
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		<title>なぜ人は他人の言う事を聞けないのか？ ～ 「聞く」環境を整える</title>
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		<dc:creator><![CDATA[akito]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 21 Oct 2021 02:24:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[人が変わる]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[チェンジマネジメント]]></category>
		<category><![CDATA[個人の変革]]></category>
		<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[社会心理学]]></category>
		<category><![CDATA[組織行動論]]></category>
		<category><![CDATA[聞くこと]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>私たちは、他人の言うことは聞かず、自分のことを話したがります。人の話を聞けることは優れたスキルで、それができるだけで他の多くの人たちと異なる能力を持っていると言えるでしょう。自分のことを思いのまま話すのにスキルは要りませ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #0f5459;"><strong>私たちは、他人の言うことは聞かず、自分のことを話したがります。人の話を聞けることは優れたスキルで、それができるだけで他の多くの人たちと異なる能力を持っていると言えるでしょう。自分のことを思いのまま話すのにスキルは要りません。解決には「聞く環境」を整えなければなりません。</strong></span></p>
<p style="text-align: center;">～ ～ ～ ～ ～</p>
<h4><span style="color: #262626;">はじめに</span></h4>
<p><span style="color: #262626;">前回「<a title="なぜ人はいつも問題を他人のせいにするか？「Blame Game」から抜け出そう！" href="https://www.a-output.com/blame-game" target="_blank" rel="noopener">なぜ人はいつも問題を他人のせいにするか？</a>」を紹介しました。<br />他人を責めることは、私も含めて（汗）、日常茶飯事で、ありとあらゆる所に見受けられます。同様に、私も含めて（笑）、頻繁に見られるのが「なぜ人は他人の言う事を聞けないのか？」です。<br />例えば、<sup>(1)</sup></span></p>
<ul>
<li><span style="color: #262626;">患者は自分の症状を説明するのに29秒必要なのに、医者は11秒以内に患者の話を遮って話します。</span></li>
<li><span style="color: #262626;">従業員から人の話を聞かない最悪上司と評価された管理職のうち94％が自分は聞き上手だと自己評価しています。</span></li>
<li><span style="color: #262626;">女性の3分の1は、パートナーよりもペットの方が聞き上手だと答えています。</span></li>
</ul>
<p><span style="color: #262626;">今回は「なぜ人は他人の言うことを聞けないのか？」、その原因と対策を探っていきます。</span></p>
<p style="text-align: center;">～ ～ ～ ～ ～</p>
<h4><span style="color: #262626;">他人の言う事を聞かず、とにかく話したがる理由</span></h4>
<p><span style="color: #262626;">まず、とにかく話したがる人、他人の言うことを聞かない人がなぜそうするのか、原因を見ていきましょう<sup>(2)</sup><sup>(3)</sup><sup>(4)</sup>。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">１．聞くより、話す方が楽だから</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">まず最初に挙げる大きな理由が「聞くことより、話すことの方が楽だから」です。</span><br /><span style="color: #262626;">このブログでも何度か紹介してきたように、人の話を聞くには、相手への関心、好奇心、集中力、学びの姿勢が必要です。<br />相手を理解したいという気持ちがなければ聞くことはできません。この姿勢がない人にとって、聞くという行為は、苦痛で、多くのエネルギーを奪い、ストレスにもなり得るものです。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">自分の言いたいことを言いたいように話すのに特別なスキルは必要ありません。一方で「聞く」ためにはスキルが必要です。<br />ここで言う「聞く」とは「hear」ではなく「listen」です。<br />話半分うわの空で右から左へ聞き流すだけなら、話すことと同じように特段スキルは必要ありません。</span><br /><span style="color: #262626;">本当に聞くことができる人は、それだけで他の多くの人たちと異なる能力を持っています。それだけ本当に聞くということは難しく、それができる人は多くありません。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">２．話す目的で会話しているから</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">単純に「話す」「聞く」と言っても、そもそもその場がどのようなもので、目的が何なのかによって意味合いが全然違ってきます。会話が成立しないのは、参加している人たちの目的、意図がずれているからです。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">例えば、ある講演会で、講演者であるゲストスピーカーの話が終わりました。その後「あの講演者、１人で話してばっかりで、私たちの話を聞こうとは全然しなかった！」と批判する参加者はいませんね。</span><span style="color: #262626;">講演会では、講演者の話を聞くという前提を参加者全員が共有しています。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">しかし、私たちの会話では、お互いの認識がズレる場合があります。</span><span style="color: #262626;">自分は「話し合い」のつもりでも、相手は一方的に「話す」つもりで参加しているかもしれません。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">私は、ほぼ初対面同士の６人参加の懇親会（飲み会）で、人にほとんど話をさせず自分の話に終始した強烈な人を鮮明に覚えています。他の５人がちょっと違う話題で話そうとするとすかさず上から被せてきて、自分の話を続けます。私を含めた他の参加者は最初の自己紹介程度しかしゃべることが出来ずに終わりました（笑）。</span><br /><span style="color: #262626;">みんなほぼ初対面だったので、私はこの機会をお互いを知る場と考えたのですが、この人にとっては、自分を全力でアピールする場だったのかもしれません。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">聞くことがストレスになりえる一方で、話すことはストレス発散になります。<br />ストレスにあふれた時代ですから、日頃ストレスを多く抱えている人には、とにかくしゃべり倒してストレスを解消したいと思う人もいるでしょう。懇親会の彼も、もしかしたら日頃溜まったストレス発散が目的だったのかもしれません。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">他にも、趣味のグループや、自分が詳しい分野の会話などでも、知識と思い入れがあるため、とにかく「自分が話したい！」という人は多いです。<br />一方で、そんな会話でも、自分を見せびらかさず、他人の話を静かに聞く人もいます。また、人の話を聞いて自分の知識を更に高めたいと考える人もいます。単純に共通の話題をみんなで楽しく語り合いたい人もいます。</span></p>
<p><span style="color: #262626;"><strong>このように、前提、目的、意図が、参加者の間で、そもそも違っていることが多くあります。</strong>そもそもお互いの前提が合っていないのに、結果だけ捉えて相手の文句を並べても、問題を履き違えているので解決できません。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">先ほどの懇親会も「皆さん初めてなのでお互いを知る事を目的に楽しく飲みましょう！」と冒頭に一言あれば、ひょっとしたら違う展開になっていたかもしれません。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">３．話し返す目的で会話しているから</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">話す目的で会話に参加している人は、人が話している間も、その内容を理解しようとするのではなく、頭の半分以上は、自分が次に何を話そうか、どのタイミングで割り込もうかを考えています。これは「listen」ではありません。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">４．場を支配したいコントロールの欲求</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">会話をコントロールするために、一方的に話す習慣を取り入れる人もいます。<br />自分が会話を支配していれば、他人の意見を聞いたり、質問に答える必要はなく、相反する考えに建設的に対峙する必要や、異議を唱えられる心配もありません。<br />特に組織で権限や力を持っている人がこれを実行するのはとても簡単です。<br />裏を返せば、自分が想定しない方向や、行きたくない方向、知らない話題に話が進まないように会話をコントロールして</span><span style="color: #262626;">、自己防御しているのです。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">５．勝ち負けの場であり、自分が正しいと証明しようとする</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">会話を勝ち負けの場だと考え、とにかくバトルに持ち込む人もいます。<br /></span><span style="color: #262626;">このような人たちにとって、会話はイデオロギーの争いです。話すことは自分の意見を主張することであり攻撃です。相手に話させることは攻撃を許すことです。相手の話を聞くことで相手の主張を受け入れてしまうのは</span><span style="color: #262626;">避けなければなりません。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">本来勝ち負けが最終目的の会話や対話はほとんどないはずですが、一方が正しく、他方は正しくないという前提で、常に好戦的で、自分が正しいと証明したい人にとって、会話は、討論、口論、話す時間の奪い合いの場です。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">６．自分は相手より上で、相手にアドバイスするものだと思い込んでいる</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">あなたのまわりには、求められてもいないのに、アドバイスしたがる人はいませんか？<br /></span><span style="color: #262626;">そのような人は、基本的に自分が相手より上だと思っています。<br />そのような人にとって、相手の話を聞くのは、相手が良いか悪いか、正しいか正しくないか判断する情報を入手するためで、相手の悪い所を見つけては、自分を満足させるために助言します。<br />反対に、聞き上手な人は、判断や評価を前提とせず、自分が気持ち良くなるためでなく、</span><span style="color: #262626;">相手が気持ちよく話せるように努めます。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">７．注目を浴びたい、自己中心型</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">ある種の人たちは、極端に自己中心的で、注目を浴びること自体が目的です。<br />決して親密になるための対話を求めているのではなく、一方的に話す割りには、話に中身がないことも少なくありません。そのような人は自分の小さな世界に夢中で、他人の事をそれほど気にしていませんし、相手に共感することもありません。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">８．相手に認められたい承認欲求</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">承認欲求は、マズローの５段階の欲求ピラミッドの４段階目の人間の欲求レベルである一方、アドラーは、承認を求めるのは、他人の期待に応え続けることであり望ましくないと否定します。</span><br /><span style="color: #262626;">「自分を認めて欲しい！」「相手に良い印象を与えたい」が優先し、自分の優れた点を相手に認めてもらいと必死に訴えるので、自分を説明する時間が多くなり、他人の話を聞く余裕がありません。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">９．聞かなくても分かっているから</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">相手が話し始めた瞬間に「あー、それ〇〇でしょ？知ってるよ」と相手の話を打ち切ったり、「あー、それ〇〇でしょ？□□が△△で、それで。。。」と遮って、相手の話を奪い、自分の話にしてしまう人もいます。<br />既に説明した支配欲求や自己中心型にも通じますが、自分が知っていることはすべて自分が話さないと気が済まないタイプでもあります。</span></p>
<h5><span style="color: #262626;">１０．聞くことよりも話すことを評価する私たちの文化、教育、社会</span></h5>
<p><span style="color: #262626;">以上、他人の言うことを聞かず、話したがる理由を様々挙げてきましたが、根の深い根本的な理由が、<strong>私たちの社会が、聞くことより話すことを評価する傾向がある</strong>からです。つまり、次のようなイメージがあります。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">　話す　＝　積極的、エネルギーに満ちている、自分が主張できる、ポジティブ</span><br /><span style="color: #262626;">　聞く　＝　消極的、自分の意思がない、流されている、ネガティブ</span></p>
<p><span style="color: #262626;">学校でもそうです。手を挙げて自分の意見を積極的に発言できる生徒が評価されます。また正解した人、正しい人を評価します。<br />「みんなの考えを聞きましょう！」と手を挙げる生徒はいませんし、<strong>一言も発せずずっと静かに聞いていて「よく静かに聞いていましたね」と先生から褒められることもありません</strong>。</span><span style="color: #262626;">相手を聞く技術は、学校でも家庭でも職場でも教えられません。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">聞くよりも話すことが評価される文化や習慣が染みついていると同時に、聞いているより話す方が社会的にもメリットがあるのです。</span><br /><span style="color: #262626;">※　ま、日本の会社では、ある状況では、黙りつづけている人間が評価を上げることもありますが、これについてはここでは深掘りしません（笑）。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">要するに、人の話を聞けと言っても、一言で解決できるような簡単な問題ではないのです。</span></p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="wp-image-8824 aligncenter" src="https://www.a-output.com/wp-content/uploads/2021/10/4a11c474dadc47d091241041d550cc11-1.png" alt="" width="637" height="194" srcset="https://www.a-output.com/wp-content/uploads/2021/10/4a11c474dadc47d091241041d550cc11-1.png 1435w, https://www.a-output.com/wp-content/uploads/2021/10/4a11c474dadc47d091241041d550cc11-1-300x91.png 300w, https://www.a-output.com/wp-content/uploads/2021/10/4a11c474dadc47d091241041d550cc11-1-1024x312.png 1024w, https://www.a-output.com/wp-content/uploads/2021/10/4a11c474dadc47d091241041d550cc11-1-768x234.png 768w" sizes="(max-width: 637px) 100vw, 637px" /></p>
<p style="text-align: center;">～ ～ ～ ～ ～</p>
<h4><span style="color: #262626;">どうすれば変えられるのか？</span></h4>
<p><span style="color: #262626;">すでに紹介したように、人は聞くよりも話していたいのですが、一方で講演会やコンフェレンスのように、みんなが聞くモードになっている場面では、普段マシンガンのようにしゃべる人さえおとなしくします</span><span style="color: #262626;">。</span><br /><span style="color: #262626;">会話も同様で、その場の環境、規範を整えて、共有すればよいのです。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">例えば、「久しぶりにお茶しに行かない？」「おー、久しぶり！飲みにでも行こうか！」と誘えば、暗に、お互いの近況報告かなと容易に想像できます。<br />状況がより不明確な場合には、ただ単に「お茶しに行こうか」と誘うのではなく「相談があるから聞いて欲しいんだけど」と誘えば、会って話す時には、たいてい相手は聞くモードになっていますね。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">会話の目的をはっきりさせ、参加者にその心構えをさせることです。相手の目的がよく分からないときは「〇〇を確認したいってことですか？」などやんわり相手の目的を確認し、前提の履き違えを防止します。</span></p>
<p style="text-align: center;">～ ～ ～ ～ ～</p>
<p><span style="color: #262626;">参考になる事例を紹介しましょう。アメリカの<a href="https://www.sjc.edu/" target="_blank" rel="noopener">St John&#8217;s College</a>は、一方的に教えるという講義がなく、すべて対話で授業を進めるユニークな大学ですが、下記の様な授業のマナーがあります<sup>(5)(6)</sup>。</span></p>
<blockquote>
<p><span style="color: #262626;">１．参加者は手を挙げたり、講師から許可を得ることなく発言できます。他の人の発言の最後に続けてください。これを奥ゆかしくどのタイミングでどのように行うか理解するには多少訓練が必要です。<br /></span><span style="color: #262626;">２．一人一人の発言時間は同じではありませんが、全員が何かに貢献することが重要です。<br /></span><span style="color: #262626;">３．簡潔な発言は、長い演説より効果的です。簡潔に話しましょう。他の人が自分のアイデアを基に話せるように分かりやすく話しましょう。<br /></span><span style="color: #262626;">４．聞くことは話すことと同じくらい重要です。アイデアをつなげると面白い会話になります。<br /></span><span style="color: #262626;">５．質問することは、参加の重要な形です。<br /></span><span style="color: #262626;">６．他人の考えに挑戦したり、修正案を提示することは、十分に尊重され、真実を追求するために行われる限り、全く問題ありません。私たちの会話は、議論ではありません。参加者は誰かに勝ったり、誰かを打ち負かそうとしてはいけません。<br /></span><span style="color: #262626;">７．参加者はできる限り、グループで一緒に読んだ本を引用します。最近の学術論文への言及だけで会話を切り上げることは、悪しき行為とみなされます。<br /></span><span style="color: #262626;">８．真面目な会話でも、いや真面目な会話こそ、ユーモアのセンスは素晴らしいものです。</span></p>
</blockquote>
<p><span style="color: #262626;">この授業に参加したBenquo氏は、それまでの人生で経験してきた会話とは全く違う経験だったと振り返っています<sup>(7)</sup>。</span></p>
<blockquote>
<p><span style="color: #262626;">誰かが話し終わるまで、参加者みんながその人に耳を傾けます。つい口を挟んでしまった時は謝ります。授業を経験するにつれて、<strong>誰も横やりを入れてこないと分かると、話しを引き延ばす必要がなくなり、多くの参加者が自分の考えの要点を簡潔にまとめて話すようになって、１人１人が話す長さはむしろ短くなっていきました</strong>。</span></p>
</blockquote>
<p><span style="color: #262626;">全員が聞くことに、より集中していったと述べています。<br />誰も会話を恣意的にある方向に誘導しようとはせず、誰にも会話がどの方向に向かうのか分かりません。互いが互いを尊重し理解に努め、全員がその瞬間に集中するので、新しい発見、真のコラボレーションが生まれるのです。</span></p>
<p style="text-align: center;">～ ～ ～ ～ ～</p>
<h4><span style="color: #262626;">最後に</span></h4>
<p><span style="color: #262626;">交渉に関する名著『<a title="書籍紹介「Getting to Yes：ハーバード流交渉術」～互いの本意を実現する交渉の方法" href="https://www.a-output.com/getting-to-yes" target="_blank" rel="noopener">Getting to Yes：ハーバード流交渉術</a>』の共著者であるウィリアム・ユーリーは、交渉の専門家であり、ハーバード・ネゴシエーション・プログラムの共同創始者であり、カーター元アメリカ大統領の国際交渉ネットワークの設立を支援し、世界中の紛争解決に携わってきましたが、<strong>交渉とは相手の話を聞くこと</strong>だと述べています<sup>(8)</sup>。</span></p>
<p><span style="color: #262626;"><strong>聞くことで相手の意識を変えることができるのです。激しく主張し合って交渉がお互いが望むところにたどり着くことはありません。<br /></strong>聞くことは相手に寄り添い、相手にフォーカスがあります。逆に、<strong>話すことは自分を主張することで、自分にフォーカスがあり、自分にフォーカスし合っていては、お互いを変えることはできないのです。</strong>相手の話を聞くことでお互いが自発的に変わっていくのです。</span></p>
<p><span style="color: #262626;">彼は、世の中にあふれる「トークショー」や「ピース・トーク」ではなく、「リッスンショー」や「ピース・リッスン」が増えれば、世界中でもっと「Yes」が増え、より多くの紛争が解決されるだろうと言います。</span><br /><span style="color: #262626;">私も、主張し合う、人を責め合うのではなく、いたる所で「リッスンショー」が見られる未来を期待したいと思います。</span></p>
<p style="text-align: center;">～ ～ ～ ～ ～</p>
<p><span style="color: #262626;">参考文献<br />(1) Adam Grant, &#8220;<a style="color: #262626;" href="https://ideas.ted.com/the-lost-art-of-listening/" target="_blank" rel="noopener">The lost art of listening</a>&#8220;, Ideas.Ted.Com, 2021/3.</span><br /><span style="color: #262626;">(2) Stephanie Vozza, &#8220;<a style="color: #262626;" href="https://www.fastcompany.com/90293558/6-reasons-why-youre-a-bad-listener-and-how-to-change-it" target="_blank" rel="noopener">6 reasons why you’re a bad listener (and how to change it)</a>&#8220;, FastCompany, 2019/1.</span><br /><span style="color: #262626;">(3) Christina Canters, &#8220;<a style="color: #262626;" href="https://thecmethod.com/podcast/standoutgetnoticed/8-reasons-why-people-dont-listen-to-you-episode-269/" target="_blank" rel="noopener">8 Reasons Why People Don’t Listen To You</a>&#8220;, The C Method, 2020/7.</span><br /><span style="color: #262626;">(4) Sarah White, &#8220;<a style="color: #262626;" href="https://www.lifehack.org/577203/the-purpose-listening-understand-not-reply" target="_blank" rel="noopener">Why Listen to Reply Instead of Understand Is the Key to Failure</a>&#8220;, Lifehack</span><br /><span style="color: #262626;">(5) Mark Roosevelt, &#8220;<a style="color: #262626;" href="https://www.deseret.com/2018/11/20/20659300/has-critical-thinking-vanished-a-conversation-with-the-president-of-st-john-s-college-podcast" target="_blank" rel="noopener">Has critical thinking vanished? A conversation with the president of St. John&#8217;s Colleg</a>e&#8221;, DeseretNews, 2018/11.</span><br /><span style="color: #262626;">(6) &#8220;Stephen R. Van Luchene, “<a style="color: #262626;" href="https://www.sjc.edu/winter-classics/resources#conversation" target="_blank" rel="noopener">Learning through conversation</a>”, St. John’s College, 2015/11.</span><br /><span style="color: #262626;">(7) Benquo, “<a style="color: #262626;" href="https://www.lesswrong.com/posts/LuXb6CZG4x7pDRBP8/wait-vs-interrupt-culture" target="_blank" rel="noopener">Wait vs Interrupt Culture</a>”, lesswrong, 2013/11.</span><br /><span style="color: #262626;">(8) William Ury, “<a style="color: #262626;" href="https://www.youtube.com/watch?v=saXfavo1OQo" target="_blank" rel="noopener">The power of listening</a>”, TEDxSanDiego, 2015/1.</span></p>
<p><div class="oceanwp-oembed-wrap clr"><blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="m8JhD4dxqM"><a href="https://www.a-output.com/getting-to-yes">書籍紹介「Getting to Yes：ハーバード流交渉術」～互いの本意を実現する交渉の方法</a></blockquote><iframe class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;書籍紹介「Getting to Yes：ハーバード流交渉術」～互いの本意を実現する交渉の方法&#8221; &#8212; あきと アウトプット" src="https://www.a-output.com/getting-to-yes/embed#?secret=nGz1T7XlRL#?secret=m8JhD4dxqM" data-secret="m8JhD4dxqM" width="600" height="338" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe></div></p>


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